【授業報告】
3月13日、20時より
「ダイエット願望と摂食障害~あなたの『やせたい』はどこから?」を開催しました。
摂食障害のご経験を持つ藤田さんからは当事者としてのお話をいただいたあと、今回センセイを兼務した事務局大川からは「やせたい」と思わされる社会的背景についてお話をしました。
グループディスカッションやその後の意見交換や、終了後にいただいた感想を一部こちらに記載します。
・当事者の方の声を聴くということの大事さを感じました。
・「誰かを認める」っていうの、難しいけど、ただ相手を受け入れて、そばにいること。これは、摂食障害じゃなくても高齢者でもシングルマザーでも不登校でも(どんな困難であっても)同じなんじゃないかと思いました。
・自己責任論の押しつけであったり、母子関係のみに原因を帰結しようとすることでは誰も救われないこと。
否定しないで寄り添うことの大切さ、正解や答えは無いかもしれないけど、考え続ける事の大切さを改めて感じさせて頂くことが出来ました。
・どんな問題も当事者の気持ちをそのまま受け止めることが、当事者の安心になり次への一歩につながるんじゃないかなーと思いました。
・グループセッションでキーワードになった「認める」。
これって当事者が当事者自身を認めるってことから始まるのかな、周囲の人間としては抜け出せない当事者も前に進もうとする当事者もまるっと「受け入れる」ってことが大切なのかなって思いました。
・(今回のカレッジについて)当事者の声から始まること。その背景にある構造を照らす視点へのアプローチ。あたりまえをひっくり返される驚き(または快感)。集まり、互いの言葉から得る気づき。あたたかい学びの場だと思いました。
・大変意義のあるコミュニティカレッジでした。また、ぜひこういった取り組みを継続して頂きたいと思っています。お疲れ様でした。
ブレイクアウトセッションやその後の共有で、言葉を選び、悩みながら、訥々とみなさんが語ってくださることをとても嬉しく感じました。
今までのコミュニティカレッジとはまた少し違った形でしたが、色々試行錯誤しながら学びとつながりを届けていけたらと思っています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
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